AdobeStock_28670979 (1).jpeg

SEIKAI no nai sekai

セィカイのないセカイ

世の中の大半はきっと思い込みでできていて

 

たまたまその場にいた人たちが

多数決できめたにすぎない良悪 優劣なんて

あるようでないものなのに

これができたら◎で

これができなかったら×ね

と、

人が作った物差しで他人や自分を

ジャッジしながら過ごしてきました

 

でも、これがセイカイと思って信じて疑わなかったことが

アッサリ覆されたとき

 

 

そもそもセイカイなんてものが

最初からなかったことに気がつきました

共用ワークスペース

自由とは時に残酷です

本当のところ、じぶんがどうしたいのか?

なにがすきなのか?

 

どんな場所に住み、だれといたいのか?

比較対象なしの選択は時にとても困難で

ほんとうのところ

ほんとうのところ

ほんとうのところ

 

 

考えれば考えるほど

 

それが

自分の考えなのか

世間の考えなのか

 

あるいは

世間からこう見られたい自分の考えなのか

わからなくなるのです

 

 

 

最初に、本当にやりたいことってなんだろう?

と考えたのは21歳のときでした

 

良い大人に恵まれ毎日笑い

そこに自分の居場所を感じ

感謝と共に過ごせていました

 

でも、

 

5年後10年後

自分がどこにいるのかがまったく想像できなくて

毎日不安で仕方がなかったことを覚えています

 

仕事が楽しくなればなるほど

不安や恐怖心は大きくなって

 

頭の中で「そっちじゃないよ!!」

と警報がガンガン鳴り響いているのがわかりました。

 

目に見えているものはちゃんと色がついているはずのに

どこもかしこも灰色にみえたのがこの頃です

水彩画のパレット

「お金も時間も無限にあったらなにがしたい?」

あるときそんな質問を投げかけられました

「絵が描きたいです」

 

ぽろっと出た一言に、周りの人は

「へぇ〜」と言い

何を隠そう、一番驚いたのはわたし自身で

心の中で「へぇ〜」と呟きました

 

 

かといって、

絵を描く決断をするのは容易ではありませんでした

 

 

技術も知識もコネもありません

絵で生計を立てる?

いやいや…ナイナイ

想像もできませんでした

 

描いてどうする?

何の役に立つ?

誰が喜ぶ?

 

でも、

 

理由はわからないけど

 

趣味でこっそり楽しむためだけに

描く気にもなれませんでした

 

 

気づいてしまった以上

描かないという選択もできなくて

 

ぽつりぽつり描き始め

 

えいやで跳びこんだ絵画教室で

スケッチブッチに向かって

鉛筆を握り締めたとき

先生からの指示を待てずに

​勝手に手が動き出した時

ちょっと涙が出ました

 

本当はめちゃくちゃ

描くことに飢えてたことに気がついたのです

月の雲

わたしはあまり、人の作品をみるのが好きではありません

当時はいまよりもっと嫌で

 

 

壁にかけられた(あるいは床や空間に配置された)

「作品」に圧倒されて

自分には無理だと

とても勝てっこないと絶望していました

20代なんて

まじでなんだってできるのに

​(何歳だってなんだってできる!)

決める勇気がありませんでした

努力する勇気もありませんでした

試しに絵から逃げてみたことがあります

持ってる画材の一式はまとめて部屋の隅に追いやって

美術館、ギャラリーなんてもってのほか

本屋のそういうコーナーにも足を踏み入れませんでした

 

 

近づこうとすると鳥肌が立ち

吐き気がしました

 

 

でも、不思議なことに

逃げても逃げても

 

いつの間にか描きたくなって

いつの間にか描いているんです

 

 

描きたい気持ちとおなじくらい描きたくない

でも、描かないでいれば

 

自分の中の何か大切なものが消えてしまう気がして

絵具を出したり直したりを繰り返していました

 

それは まるで

 

幼い頃に見た

逃げても逃げても追いかけてくる月のようで

 

 

見ないように、

意識しないようにすればするほど

存在が大きくなっていきました

bk_header.jpeg

半分諦めたように、いま、私はまた絵を描いています

 

初めての個展は、今ではすっかり有名になってしまった

大阪のギャラリーをお借りしました

なんだか同窓会のようになってしまって

アーティストとしては、けしてほめられた個展ではなかったですが

自分の描いた絵を沢山の方にみていただく

という貴重な体験をさせていただきました

「もっと描いたらいいやん」

「まだ、描き慣れてへんのやろ」

ケラケラ笑う友人の言葉はとても優しく

描くことを、許された気がしました

 

描いた絵を人にみせるのはすごく怖いです

優劣じゃない、好き嫌いだからとわかっちゃいても

たいしたことないなと思われるのが怖いんです

人と比べることの無意味さを知ってもなお

やっぱりすごい人のはすごくて

 

自分のなんてハナクソみたいに感じて

全部剥がして捨てたくなるし

すべてなかったことにしたくなります

でも

 

絵は、見せれば見せるだけ、上手くなるんです

たぶん

人に見せるという意識が、

実力を引き揚げてくれていると思います

1枚描くごとに、上手くなっていっているとおもいます

1枚描くごとに人には見せられんなと思う作品が増えてます

絵とどう付き合うか?

私の中の答えは見つかっていません

それもありかなと思ってます

答えがわかったらスッキリするのかもしれないけど

答えがなくても、

私は描くことを諦めないことだけ決めました

今回の個展はセィカイのないセカイ

 

「正解のない世界」

 

というタイトルです

 

​どれも、描くのがたのしくって仕方なかった作品たちです!!

どうか、自由に楽しんでいただければ幸いです

CONTENTS

アートギャラリー

​会場アクセス

アートサプライ

ワークショップ

4731AA09-3D67-4621-88AB-BE2921B8C0AD.JPG

神谷風花プロフィール

思い出の写真

フォトギャラリー

Flower Bouquet

スペシャルサンクス

© 2020 Fuka Kamiya

This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now